2015.04.16
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新助成金・うつ病での休職者の復帰支援 -
新助成金・うつ病での休職者の復帰支援
厚生労働省の調査によると、精神的な不調で1カ月以上休職した人がいる事業所のうち、職場復帰させた実績がある事業所の割合は５１・１％にとどまっており、厚生労働省としては、うつ病の人や事故などによる障害者が休職後も働くことができる職場を増やしたい考えです。
そのための助成金としてこの春（平成27年4月以降）新設する予定なのが「障害者職場復帰支援助成金」（仮称）です。
従業員がうつ病や事故などの障害によりにより3カ月以上休職したケースが対象となります。
企業が復帰する人の障害や能力に応じて担当できる業務を用意したり、職場に車いす用のスロープを設置したりするなど環境整備を図ることが支給条件となり、うつ病での休職者については、全国の地域障害者職業センターや医療機関による相談などの復職支援を受けることも条件となっております。
助成金は、復職から6カ月間雇用が続いた場合、一人当たり35万円（大企業は25万円）を支給。さらに6カ月後にも同額を支給するという形で1名につき70万円（大企業は50万円）となります。厚労省は2015年度当初予算案に約3千万円を計上したということです。
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