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2014.06.22

お知らせ 助成金 使いやすい「中小企業労働環境向上助成金」その5

介護福祉機器の導入により、従業員満足を向上し、職場の魅力化を図りましょう。

5回目になります「中小企業労働環境向上助成金」の解説です。今回は【介護福祉機器導入】です。

この「中小企業労働環境向上助成金」は雇用管理制度(評価・処遇制度、研修体系制度)の導入等を行う健康・環境・農林漁業分野等の事業を営む中小企業事業主が制度導入を通して人材の定着・確保を図ることを目的としています。

この「中小企業労働環境向上助成金」には
【評価処遇制度】
【研修体系制度】
【健康づくり制度】
【介護福祉機器導入】
の4種類の受給コースがあります。

【介護福祉機器導入】コースとは、介護職員の身体的負担の軽減を総合的に進め、介護労働者の労働環境の向上を図った事業主のための助成金です。

●介護福祉機器等助成
介護職員の身体的負担を軽減するために、新たに介護福祉機器を導入し、労働環境の改善がみられた場合に、機器の導入費用の1/2(上限300万円)を 支給します。
この助成金を受給するためには、「雇用管理制度整備等計画」を作成し計画開始日より1か月以上前に都道府県労働局へ提出する必要があります。

●対象事業主
イ 介護サービスを提供していること
ロ 雇用管理責任者を選任していること
ハ 事業主都合による解雇がないこと
ニ 中小事業主であること
ホ 特定受給資格者を一定数だしていないこと

●助成金額
購入費用の50% 最大300万円助成
→この最大300万円の助成は介護福祉機器の購入費用の他、以下の費用も対象となります。
(ⅰ)機器の使用を徹底させるための研修費
(ⅱ)介護技術に関する身体的負担軽減を図るための研修費
(ⅲ)保守契約料


●助成の対象となる福祉機器
(1) 移動用リフト
(2) 自動車用車いすリフト
(3) 座面昇降機能付き車いす
(4) 特殊浴槽
(5) ストレッチャー
(6) 自動排泄処理機
(7) 昇降装置
(8) 車いす体重計
※介護職員が使用することにより、身体的負担の軽減を図ることができ、労働環境の改善が見込まれるもので、1品10万円以上であること


●介護福祉機器等助成の申請の流れ
(1) 導入・運用計画の作成・提出
(2) 介護福祉機器の導入・運用
(3) 介護福祉機器の導入効果の把握
(4) 支給申請
(5) 助成金の支給

介護福祉機器の導入により、従業員満足を向上し、職場の魅力化を図りましょう。

10名以下の会社様でももちろん申請できます。これを機会に自社の研修制度を見直しても良いのではないでしょうか。
支給されるためには、就業規則等の作成・変更や、雇用管理制度を作成する必要がありますが、ツノダ人事が代行しております。助成金を受けたい方は気軽にツノダ人事までご相談ください。

また下記のPDFの「らくらく助成金診断」をご送付頂ければどの助成金がもらうことができるのか、社会保険労務士が診断致します。無料ですのでお気軽にご利用ください。

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