2014.06.19
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助成金 使いやすい「中小企業労働環境向上助成金」その2 -
評価・処遇制度や昇進・昇格基準、賃金体系制度、諸手当制度を導入して従業員のモチベーションアップ！！しませんか！？
以前の「ツノダＮＥＷＳ」でも書きましたが、「中小企業労働環境向上助成金」という助成金。
大変使いやすい助成金です。これは中小企業が雇用管理制度（評価・処遇制度、研修体系制度）の導入等を行う健康・環境・農林漁業分野等の事業を営む中小企業事業主が制度導入を通して人材の定着・確保を図ることを目的としています。
そして、このうち介護関連事業主の場合は、健康づくり制度や介護福祉機器の導入も助成対象となります。
この「中小企業労働環境向上助成金」には
【評価処遇制度】
【研修体系制度】
【健康づくり制度】
【介護福祉機器導入】
の4種類の受給コースがあります。
特に本日はこのうち【評価処遇制度】を詳しく書きたいと思います。
【評価処遇制度】コースは
評価・処遇（キャリアパス）制度や昇進・昇格基準、賃金体系制度、諸手当制度等の労働者の雇用管理改善につながる制度を導入した事業主に４０万円支給されます。
「中小企業労働環境向上助成金」の【評価処遇制度】コースを受給する場合に必要な要件とは
☆ 評価・処遇制度等の導入であって、以下をすべてみたすこと
●通常の労働者に対する各制度であること
●賃金体系制度や諸手当制度については、制度導入後の賃金総額が低下しないものであること。
●当該制度が適用されるための合理的な条件（勤続年数、人事評価結果、所属長の推薦等の客観的に確認可能な要件、基準、手続、実施時期等をいう。）が労働協約または就業規則に明示されていること。
以上の要件を踏まえたうえで
①「雇用管理制度整備計画」を労働局に提出
↓
②認定された「雇用管理制度整備計画」に基づき、雇用管理制度（評価・処遇制度や昇進・昇格基準、賃金体系制度、諸手当制度）を導入
↓
③雇用管理制度（評価・処遇制度や昇進・昇格基準、賃金体系制度、諸手当制度）を実施
↓
④支給申請
の流れを守りながら申請手続きを行うことが必要となります。
この制度を導入することは表面的にはコスト増にはつながります。
しかし従業員のやる気を引き出すポイントでもある、評価・処遇制度や昇進・昇格基準、賃金体系制度、諸手当制度等の導入をすることで、単に基本給を上げるよりもはるかに大きなモチベーションアップが期待できます。目標や賃金規程が明確になることは従業員のモチベーションを高めることでしょう。
10名以下の会社様でももちろん申請できます。これを機会に自社の人事制度を見直しても良いのではないでしょうか。
支給されるためには、就業規則等の作成・変更や、雇用管理制度を作成する必要がありますが、ツノダ人事が代行しております。助成金を受けたい方は気軽にツノダ人事までご相談ください。
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